第４４回「局長襲撃」

• 総司の顔が！顔が！！まさに死に逝くもののそれ…。藤原竜也すごい。あらためて。
• 斎藤が総司に差し入れてたのは朝鮮人参？斎藤と総司の掛け合い、可笑しくも哀しい。照明の使い方、少々派手すぎのきらいもあったけれど、美しかった。
• 左之助とおまさちゃんの会話も切ない…。左之助は「茂」くんの誕生に間に合うのだろうか。そうであってほしいけれど。
• お幸さんよりは、お孝さんのほうが役柄としてはいいですねえ。おいしい。まあ、終盤になっての登場で、他に女っ気がないのも幸いしてると思うけれど。…って、私優香に対して意地悪すぎかなあ。でもなあ。どうにも物足りないのです…。大河新選組の何よりの魅力はキャスティングの妙だと思うんだけど、優香をヒロインに設定したのだけは納得いかない。
• 対して、香取慎吾＠近藤局長。彼も大河開始以来あれこれあれこれ言われてきた人で、実際違和感感じることも多かった（アヒル応答「がっ」とかね…)。でも、香取慎吾にはある種のカリスマというか、芸能人、役者としての華があると思う。たとえ声が上ずったとしても、一本調子に陥ったとしても、「しょうがないなあ」と思いながらもどこか許せてしまう「華」が。・・・これじゃ褒めてない？でもそれって凄いことだと思う。チープな言い方だけどさすがSMAP。視聴者を感覚的に味方につけられるっていうのは凄い武器ですよ。それに、ここ何話かで、香取局長にはずいぶん貫禄がついてきた（先週の、伊東甲子太郎との会談で化けて見せたと、個人的には思う）。香取近藤が不満だというなら、では、同世代の役者で誰があの役をやればよいのか。今更偉そうに言うのもなんだけど、やはりあの役は彼で良かったのではないか、と。
• 次回予告…。それだけでもう、泣きそう。源さぁぁん…。