一人で生きるということ

なんてご大層なタイトルにふさわしいことは全然書けないのだけれど。


昨日は自分からメールを送ったから、今日はこっちからはしない。昨日は彼のほうから電話を切ったから今日は私から切ろう。もう下手な駆け引きを始めている自分がいる。本当に馬鹿みたいなことにばかり気を回して、それがいちいち的外れだったりする。たとえば彼が突然「今晩部屋行っていい?」なんて言って、初めはそれがとても嬉しいのだけど、彼が到着するのを待っている間、段々思考がマイナス方向に振れてくる。なんで今日に限って急にそんなことを言い出したのか?もしかして、別れ話でも切り出すつもりなんじゃないかしら。・・・普通に考えて、別れ話するのに夜10時過ぎに彼女の部屋には行かないだろう。電車で来るんだしさ。落ちついて考えればそうなんだけど、一度そんな考えが頭をよぎると、もう不安でたまらない。


つまりは彼を信じてないのだ。自分を信じてないのだ。相手に失望されるのが、相手に切られてしまうのが、怖くて怖くて仕方がない。一人でいるのがさびしくて、あんなに望んでいた恋人なのに、いざその存在が現実になったら今度はそれを失うのが怖くて恐々としている。なんてありがち。


とりあえず、「待つ女」にはなりたくないと思うけれど。