第47回「再会」

  • 土方洋装キター。近藤「小便はどうする」土方「ここがボタンっていってな」総司「なんだか花みたいな名前だなあ」(各台詞うろ覚え)ってやりとりが好き。そうだよねえ、たかだか100年ちょっと前はそんな時代だったんだ。
  • そしてバッチリ近藤目線上で社会の窓全開の土方。おーい、そりゃいくら近藤さんでも困惑しますよ。
  • 野田秀樹勝海舟の生き生きしてること・・・。対新選組としては勝は悪役ですが、これは許せる、許さざるを得ない。
  • 総司の気丈な姉、おみつさん。「私より先に死んだら許しませんよ」。あの局面でそう言えるおみつさんは、強い。その言葉を聞いた総司の胸に去来するのはどんな思いか。
  • 永倉・左之助離脱。永倉さんの反発もやや唐突なら、近藤の「勝手に隊を離れれば切腹だ!」って台詞も意外だった。以前の近藤なら絶対言わなかったであろう言葉。それだけ近藤が変節してきているという表現なのかもしれないけど、この台詞以外にそういった描写がないので、やはり少し苦しい気がする。そういえば香取慎吾がその台詞、ものすごく言いづらそうだったような。彼は決して器用な役者じゃないから、「流れのウソ」みたいなのが正直に前面に出ちゃうのかな、などと思った。
  • 唐突といえば斎藤一の熱血「新選組は終わらない!」発言。すごく熱いシーンなのにオダジョも慎吾もなんか不安そうな表情していて、あの斎藤が必死に掲げた誠の旗にいきなり落雷・倒れるオダジョ・無残に焼け落ちる旗・・・なんて展開になるんじゃないかとハラハラしました。イメージあんまりチープすぎ?私は「組!」で本当にオダギリジョー好きになったんですが、今回のシーンはさすがに難しそうだった。あのウルウルした瞳は必見ものだったけど、オダジョも多分、素直系の役者なんだろうな。その点、ヤマコーは実に器用な役者だと思う。役の一貫性よりも、ともかくそのシーンを適切に成立させるのに長けている(そうじゃなきゃ、「江戸へ向かう船の中で田中邦衛」なんてできるワケない!)。
  • そしてビビる大木の菜っ葉隊・・・。このネーミングは史実?史実なのか??ナッパ!ナッパ!!