タイトル変更

愛してると言わせて (角川文庫)

内館牧子さんのエッセイ集『愛してると言わせて』に影響されて微妙にタイトル変更してみた。
上記エッセイ集は、雑誌に連載されていたのらしい『ベティちゃんの地味なくらし』を一冊に集めたもの。そのエッセイ集の冒頭で、牧子さんは次のようなことを語っている。

「毎日がつまらないと思っている読者の方は、ぜひ私と一緒に『○○ちゃんの地味なくらし』という日記をつけることをおすすめする。週一回、暮らしのエッセイを書かなければならないと思うことで、小さな身の回りの出来事も興味深く、面白く感じられるようになるはずだ」

内館さんのエッセイが好きだ。小粋で、歯切れが良くて、正直で辛辣で、なのに決して冷たくない。潔くカッコよく生きることを目指しながら、同時にくだらなくて情けなくて、みっともない現実もユーモアに包みながら認めてくれる。

エッセイと言えるようなものが書けるかは分からないけれど、牧子姐さんにあやかって、人生を楽しみながら笑い飛ばしながら生きて生きたいと思う今日この頃。