汚れた舌 第6回「恨みの苺・・・」

でもって、その牧子さん脚本のドラマ「汚れた舌」。いやあこれがかっとばしてる。ゴールデンタイムのドラマの中では確実に異彩を放ってます。でまた、脚本家としての牧子さんのまあ意地悪なこと。出てくる登場人物(特に女性)が、もう痛々しいことこの上ない。

今回は特に杏梨(牧瀬里穂)大フューチャー?な回。特にインパクト大きかったのは

  • 夫の耕平(加藤浩次)が千夏(飯島直子)と浮気していると確信しながら、暗い部屋の中で「ニコニコしなくちゃ…」とつぶやき、強張った笑顔を見せる杏梨。
  • 千夏との情事(って言い方しないか今時?)の後、帰宅した耕平を迎える杏梨。暗闇の中、階段に座って「お帰りなさい、お茶漬けでも食べる?」って!ホラーだ。
  • そして極めつけ、杏梨の中で耕平と千夏の関係の象徴となってしまった苺を、貪り食うシーン。怖いって!

全体にドロドロで演出過剰気味なドラマの中で、未だに底が見えないだけにある意味不気味な光哉(田中圭)。彼がどう絡んでくるかが今後楽しみー。田中圭くんはいい役者さんですな。

ところで森下瑤子さんはカッコイイですな。弘子お義母様のキャラは別として、何かああいう雰囲気の女性に弱い。自分が男だったらやられるなーと思う。