人生2割がちょうどいい

人生2割がちょうどいい

人生2割がちょうどいい

小田嶋さんのコラムが好きなので読んでみた。


高校時代のエピソードは「アタマがいいけどアウトロー気味な男の子達の話」で、凄いなと思うけれど自分には分からんというのが正直な感想。
けれど大学卒業後からの話が加速度的に面白くなってゆく。



仕事が"楽しい"訳はないとか。
仕事で自己実現っていうのはどうだろうとか。
(いわく「自己実現って、仕事で稼いだ金でするもんじゃないの?」)



いわゆる「クリエイティブ」という業界で働いている人はまさに「自己実現の結果が仕事」のように思えて、それを"実現"できない自分にコンプレックスを持っていたりしたのだけれど。
そうかあ、職業に過剰に人格を持たせすぎる必要はないのだな、と。



あと、「東京育ちは(地方出身の人と比べて)寂しがりやで、でも人に干渉されることに耐えられない」という意の発言には強く同意。